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怖い話しでも語ろうか・・・
178 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:18:46.24 ID:d2qUsL5L0
ー恐い話のチェーンメールが流行っていました。
『この話を知ってしまったあなたは今日中に〇人にこの話を伝えて下さい。
それをしなければあなたは呪われます』
そして、こんな噂もありました。
『霊がいる。胴体を引きずる、足のない霊がいる。その霊は、足を求めてやってくる』

その話を知ってしまった女の子がいました。
でも、足を取られない方法があるそうです。それが、
ーチェーンメールー
でした。

そして、1人の霊がいました。電車にひかれ、足を無くして死んでしまった、
女の子でした。その霊は恨みました。
電車の運転手を?違います。霊が恨んだのは、自分を色々な人に伝えて、
自分を恐がらせる人々でした。霊は次々とその人々を呪い、殺していました。
自分を話題にする人を許せなかったのでしょうね。

さて女の子はさっそくチェーンメールを送りました。
【これで足を取られないですむ。】
と、一安心のため息。
さぁ、塾に行かなくちゃ。

このあとどうなったかなんて予想がつきますね。

女の子と霊は、逢いました。金縛りで体が動かない女の子。
怒りと悲しみに震える霊。

その霊は足なんて取りませんでしたけど。まぁまず女の子はもうこの世の人間じゃなくなったんでしょうね。
あなたも、恐い話のチェーンメールには注意してくださいね?どこで、
怒り悲しむ霊がみているかなんてわからないんですから。


179 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:22:06.79 ID:d2qUsL5L0
なぜ霊的現象はこんなにも頻繁に発生しているのに科学的に認められないのでしょうか?
私はただ、霊的現象を解明できるほどまでに科学が発達していないからだと思います。
とりあえず冒頭でこれだけ述べさせて下さい・・・・

私の家系は古くからの伝統ある家系であるらしく、
鑑定すれば何千万もするような骨董品が数多くあります。
その中に、蓋で覆われた弁当箱ほどの謎の箱があり、
納屋の奥に隠すようにそれは置かれていました。

ある日、兄とかくれんぼをしていて納屋に隠れたところ、その箱を発見しました。
それは何重も頑丈に紐で結ばれていて、容易に解けるものではありませんでした。
その日の晩、母にその箱のことをたずねると、
母は血相を変えて「絶対にあの箱を開けては駄目よ」と言われました。

そういわれると余計に見たくなるのが人間の心理。
翌日の早朝に私はナイフをもって納屋に忍び込みました。
そしてその箱を左で掴み、必死にナイフで紐を切りました。
とても堅い紐だったのを覚えています。
ようやくすべてを切り終えると、箱の表面に文字が書いて有りました。

180 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:22:20.27 ID:d2qUsL5L0
「時幾許有シ我消エン」

当時小学生だった私ですらこれが何かとんでもなく危ないものだと感じました。
そして、箱を開けるのが怖くなり、正直に母に謝りました。
母は「本当?本当に中身を見なかったの?」と念を押して何度も私に言いました。
それからその箱は、またキツク紐を結ばれて、
今度は仏壇の下の引き出しに入れられました。(それを隠す為だったかと思われます)

それから20年私はその箱のことが気になりながら、
実家を離れ名古屋のほうで働いていました。
そして母が亡くなったとの連絡があったのは、就職して4年目の蒸暑い夏の夜でした。
葬儀は速やかに行われ、悲しみにつつまれる通夜の中、
私は1人あのことが気になっていました。
「例の箱は一体なにが入っているのだろう?」
母が死んだ今、頑なに見るなと言われてきたあの箱を、
私は見る権利があると自分に言い聞かせて、
皆が寝静まった頃こっそりと仏壇に近づき、引き出しを開けました。

そこには20年前と相変わらず紐で結ばれた箱がありました。
今度こそ・・・私は全身の震えが止まらなかったのを覚えています。
そして、ハサミでそれを解き箱の表面が見えてきました。

「時幾許有シ我消エン」

181 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:22:30.43 ID:d2qUsL5L0
目をつむり、静かにその箱を開けようとしたその時、誰かが私の肩を叩きました。
「絶対に見てはならない」
そういう声がはっきりと確かに聞こえ、振り返った時は誰もいまえせんでした。
そして汗をびっしょりかいた私は、その箱を開けることをまたもや躊躇い、
元のように紐で結び仏壇の下に隠しておきました。

翌日、父や兄に昨日のことをすべて話しました。
するとどうでしょう、口を揃えたように、
「おまえ絶対にもう開けようとするなよ」ってものすごい剣幕で言うんです。
教えてくれって哀願しても誰も教えてくれないあの箱の中身・・・
少なくとも、母や父、兄なんかは中身がなになのか知っている筈なんです。
でも自分だけにはそれを教えようとしない・・・
私は躍起になって仏壇に走りその箱の紐を解きました。
父や兄達が取り押さえようとするなか、必死になって抵抗し、
再び箱の表面が見えてきました。
そして遂に私はその箱を開けたのです。
中身?それは決して言うことはできません
でも一つ言える事は、このことは絶対に人には言えないことなのです。
自分の命に係ることですから・・・
そして最後に科学で証明できないことはまだまだ沢山あります。


182 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:27:15.53 ID:d2qUsL5L0
今日も訪問者は路地を彷徨い歩き、獲物を探しています。
信号機の光により、赤く染まった道路を踏み越え、
家々を覗きこみ、ある行動で餌食とする人間を選んでいるのです。
その方法とは・・ほら、聞えませんか?
自宅にいれば、必ず聞くことになるあの音色を。
訪問者の声を。


中学生の剛士は夏休みでした。
夏休みともなれば普段の勉強から一時的に解放されます。
ある少年はスポーツを、ある少女はショッピングを楽しみ、
剛士の場合は外であまり遊ぶ事は無く、自室でパソコンや漫画を読むのが日課でした。
夏休みの宿題もありましたが、自室にいるわりにはあまり進んでいません。
理由は長期休暇にありがちな倦怠感。
何をする気にもなれず、とりあえず漫画を読んでしまう。
気が付けば眠り込んでしまい、夕食を食べそこねてしまうこともありました。
そんな時は「あーあ」とため息をこぼし、また漫画を読む。
夏場の熱気がむんむんと部屋にたちこめれば、クーラーのスイッチに手を伸ばし、
涼しくなった所で再び布団の上に転がり、漫画を手に取る。
そんな夏休みを過ごしていた時でした。
突然、父と母が友人からの誘いで出かける事になり、
剛士も誘われたのですが、やはり乗り気にならず一人で留守番する事となったのでした。
二人が帰ってくるのは翌日の朝の予定。
家に一人、という事は何をしても叱られない、という事で、
やる気が起きなくなっていた剛士も、少し遊ぶやる気を起こしていました。

183 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:27:27.68 ID:d2qUsL5L0
父と母が出かけ、剛士は隠してあったスナック菓子を大量にテーブルの上に並べると。
漫画を山積みにし、一番上の一冊を手にとると、
布団の上に寝そべりながら読みはじめました。
結局やる気が起きても、他にやる事が思いつかずに、宿題をやる気もならず、
剛士はいつもどおりの行動に出ていました。
ふと窓を見ればもう外は暗く、既に9時を過ぎているようでした。
夕飯はすでに食べていたため、あとは風呂に入るだけでしたが、
それものり気にならず、剛士はこのまま寝てしまおうと体の下にしいていた布団に手をかけました。
と、そこで剛士の耳に何かが聞えました。
<チャリーーン チャリーーン>
それは、チャイムの音でした。
「こんな時間に・・・誰だよ・・・あー・・・知らね・・」
剛士は眠ろうと思っていた所に唐突にやってきた訪問者に嫌気がさし、
居留守を決め込もうとそのまま布団にもぐりこんでしまいました。
電気はついているけれど、出なければ眠っていると思うだろう、そう思いました。
普段から剛士は訪問者に同じような対応をしており、今回もそのクセが出てしまいました。
<チャリーーン チャリーーン>
もう一度、チャイムの音が聞えました。
が、やはり剛士は動こうともせず、逆に眠りにつこうとしていました。
電灯が少々まぶしい中で、それが夢へと続く光のようにも思え、
うとうとと意識が遠のいていきました。
「よし、このまま眠れる」と剛士が思ったときでした。
< イールノーニイナーイヒートーイーケナーインーダー >
すぐそばの窓から、甲高い声が聞えました。
声変わりをしはじめた少年が、無理矢理高い声を出そうとしているような声でした。
剛士は眠気もふき飛び、驚いて飛び起きました。

184 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:27:57.33 ID:d2qUsL5L0
「誰だ!!!」
剛士は強気な声で窓に向かって怒鳴りました。
が、反応はありません。
ただ、窓の方から悪意に満ちた視線だけがひしひしと伝わってきます。
窓はカーテンがかかっているために外の様子がよく見えません。
しかも、窓の外は二階でベランドなどはなく、足場すらないはず。
が、明らかに先ほどの声は、窓のすぐ前から聞えた声でした。
剛士はその事に気づき、恐怖を感じながらもゆっくりと窓に近づいていきました。
足元に落ちていたスナック菓子が、パリパリと音をたてて砕けます。
まるで剛士を警告しているようにも聞え、緊張感が高まりました。
「俺は・・怖くないからな・・」
カーテンのはしを掴み、少し震える手で一気に横に引きました。
シャアーーーーーーッ、カーテンが耳に痛い音をたてて流れます。
目の前にあったのは、窓。
ただ、何かがぼんやりと窓の向こうにあるのが見えました。
まるで、何か人の形をしているような、そうでないような。
それがぼんやりと窓の向こうに漂っているように見えました。
「・・・・・・」
剛士は目を見開いて、窓に顔を近づけました。
すると、それもゆっくりと窓に顔を近づけるようなしぐさをします。
窓にうつった自分だろうか、と剛士は考えました。
そして、そのまま窓に顔を密着させるように、覗きこみました。
< ケハハハハハ!!ケハハハハ!! >
「ぎゃぁっ!!」
剛士は窓から飛び跳ねて離れました。

185 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:28:07.39 ID:d2qUsL5L0
突然窓の向こうに見えていた、自分だと思っていた顔が顔をゆがめて笑ったのです。
本当に楽しそうな顔でした。
まるで、からかって遊んでいるような、無邪気な子供の顔でした。
けれど、それはあまりに恐ろしい表情でした。
剛士は窓を凝視して、その場に凍り付いていました。
が、窓にはもう顔はなく、ただ真っ暗な闇が広がっているだけでした。
「キャンキャン!!!」
ふいに窓の外から声が聞えました。
それは剛士が飼っていた犬、タロウの鳴き声でした。
まさか、さっきのやつがタロウを、そう思い剛士は部屋から飛び出しました。
タロウ小学生の時に剛士が公園に捨てられていたのを拾ってきて、
そのまま可愛がってきた犬でした。
「タロウ!!」
慌てて階段を駆け下り、剛士はドアの前までやってきました。
親がかけていったのか、ドアには二つのカギがきっちりとかけられていました。
その一つを急いで外したとき、ドアの横にある窓を、何かが横切りました。
「ギャゥグゥン!!」
窓が、一瞬で真っ赤に染まりました。
タロウの血に間違いありませんでした。
続けてベチャベチャと窓に血が降りかかりました。
誰かが、タロウの血をわざと窓に振りかけているのです。
「や・・・・ギャアーーーーーッッ!!」
剛士は悲鳴を上げると、開けた一つのカギをかけ、ドアから逃げました。
< ケハケハケハケハハ!!ケハハハハ!! >
あの笑い声が、ドアの向こうから聞えました。
窓に、真っ赤な手の跡がべたべたべたとつけられました。

186 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:28:37.34 ID:d2qUsL5L0
剛士は家中のカギをかけると、二階のトイレに立てこもりました。
家の中でカギがかけられる部屋は、そこしかありませんでした。
便座の上に座り、冷や汗を流しながら、
剛士はじっと時が過ぎるのを待っていました。
立てこもってから数時間が経過した時、剛士は気が付きました。
「電話・・・・」
そう、あまりの恐怖から電話の事を忘れていたのでした。
警察でも救急車でもいい、警察を呼ぼう。
剛士はそう思いましたがトイレから出るのが恐ろしくてなりませんでした。
もしも、あいつが家の中に入ってきていたら。
タロウを殺した、あいつが。
目の前にタロウの真っ赤な血の色が広がり、剛士は動けませんでした。
恐怖の中で、剛士は居留守を使った事を心から後悔しました。
コチコチコチコチコチコチコチ。
時計の音が、トイレの外から聞こえてきます。
トイレの窓を見るとね外がほんのりと明るくなっていました。
午前4時を過ぎた辺りかもしれない。そう思いました。
その時、何かが窓の外に見えたかと思うと、窓がドンっと大きく叩かれました。
ドンッ、ドンッ、ドンッ!!!
何か大きな物で、あれが窓を叩いているのです。
< 入ッテマスカ?入ッテマスカ? >
茶色と赤の混ざったものが窓にぶつけられます。
それは・・・タロウの首でした。
「ギャァァ!!」
剛士は窓を押さえつけて、ガタガタと振るえました。
小便を漏らしてしまいそうな恐怖がこみあげます。
その時、何かの音が聞えました。

187 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:28:48.09 ID:d2qUsL5L0
<チャリーーン チャリーーン>
チャイムの音でした。
誰が、誰か別の人が尋ねてきたのでした。
「助けてぇッ!!」
剛士はトイレのカギを外すと、一気に外へと駆け出しました。
階段を降りて、ドアの方へと飛びつきます。
<ガシャァァァアアアン!!>
二階で窓が割れる音がしました。
あれが窓を破って入ってきた、助けて、助けて。
剛士は必死でドアに飛びつくと、カギを外しはじめます。
「剛士か?カギをどこかにやってしまってな・・開けてくれ」
「ごめんなさいね、この人そそっかしくて」
両親の声が聞えました。
犬の血は綺麗にふきとられ、事態に気づいていない様子でした。
「助けて・・・お母さんお父さん・・!」
剛士は叫びながらドアのカギをようやく開き、外に飛び出しました。
すぐ剛士は暖かい体にぶつかりました。
その体に剛士は力の限り抱きつきました。

188 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:29:22.82 ID:d2qUsL5L0
「いけない子ね、剛士は」
「そうだな、いけない子だ」
「いけない子は、おしおきだな」
「そうね、おしおきね」
「殺してしまいましょう」
「そうだな、殺そう」
剛士の上で、二人の声がしました。
剛士は見上げました。
父と母の体がそこにありました。
父と母の楽しそうな顔がそこにありました。
父と母は口を大きく開いて、そして・・・


「ケハケハケハケハケハ!!!!」
「ケハケハケハケハケハ!!!!」


数日後、行方不明になっていた芳野剛士の死体が自宅の物置から発見されました。
死体は頭部が切断され、犬の胴体に縫いつけられていました。
「犬人間」と血文字で書かれた紙を咥えさせられて。
胴体は未だ、見つかっていません。
そして、両親はバラバラに切断され、近くのゴミ捨て場にバラまかれていました。


今日も訪問者は路地を彷徨い歩き、獲物を探しています。
信号機の光により、赤く染まった道路を踏み越え、
家々を覗きこみ、ある行動で餌食とする人間を選んでいるのです。
その方法とは・・ほら、聞えませんか?
自宅にいれば、必ず聞くことになるあの音色を。
訪問者の声、チャイムを。

189 名前:毒男 ◆B.DOLL/gBI [sage]:2006/12/31(日) 04:30:29.01 ID:d2qUsL5L0


190 名前:給食のおばさんと初詣 []:2006/12/31(日) 04:34:03.62 ID:H8idGj8x0
>>189
きょうも怖い話ありがとー!

191 名前:黒豆(二粒) []:2006/12/31(日) 04:35:15.48 ID:rYK4g8shO
剛士くんがかわいそうで仕方がない

192 名前:おせち(150j) []:2006/12/31(日) 05:07:44.29 ID:VM73OfCx0
こええよ

193 名前:女医さんと初詣 []:2006/12/31(日) 06:01:17.02 ID:H8idGj8x0
コワイから保守

194 名前: ◆wc/97Q5tMo [sage]:2006/12/31(日) 06:37:36.84 ID:H8idGj8x0
外も明るくなってきた…
トイレに行ってから寝るよ


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