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たまには怖い話でもしようぜ
32 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:49:55.66 ID:xtjSaiwL0
先月のことです。Aと俺は山へ測量に入りました。 

山の測量に行く時は、最低3人で行くようにしていたんですけど 
行くハズだった奴がインフルエンザで倒れて、他に手の空いてる人も居なかったんで 
しょうがなく2人で行くことになったわけです。 
でもやっぱり不安だったんで、境界を案内してくれる地元のおっさんに 
ついでに測量も手伝ってくれるように頼みました。 
おっさんは賃金くれればOKという事で、俺たちは3人で山に入りました。 

前日からの雪で山は真っ白でした。 
でも、ポールがよく見えるので、測量は意外にサクサク進みました。 

午前中一杯かかって尾根の所まで測ったところで、おっさんの携帯が鳴りました。 
おっさんはしばらく話をしていましたが、通話を終えると、急に用事ができたので下りると言い出したのです。 

おいおいって思ったんですけど、あとは小径に沿って土地の境界やから、そこを測っていけばイイからって言われて 
小径沿いだったら大丈夫かもな、まぁしゃーないか 
みたいなムードで、結局Aと俺の二人で続きをやることになりました。 

ところがおっさんと別れてすぐ、急に空が曇ってきて天候が怪しくなってきました。 
このまま雪になるとヤバイよな、なんて言いながら、Aと俺は早く済まそうと思ってペースを上げました


33 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:50:37.88 ID:xtjSaiwL0
ところで、俺らの会社では山の測量するのに 
ポケットコンパスって呼ばれている器具を使っています。 
方位磁石の上に小さな望遠鏡が付いていて、 
それを向けた方向の方位や高低角が判るようになっています。 
軽くて丈夫で扱いが簡単なので、山の測量にはもってこいなんです。 

俺はコンパスを水平に据え、ポールを持って立っているAの方に望遠鏡を向けて覗きました。 
雪に覆われた地面と枝葉に雪をかかえた木立が見えますが、ポールもAの姿も見えません。 
少し望遠鏡を動かすと、ロン毛の頭が見えたので、 
次に、ポールを探して目盛りを読むためにピントを合わせました。 

(あれ?) 
ピントが合うと、俺はおかしなことに気付きました。 
俺たちはヘルメットを被って測量をしていたのですが、 
Aはなぜかメットを脱いでいて、後ろを向いています。 
それにAの髪の毛は茶髪だったはずなのに、今見えているのは真っ黒な髪です。 
(おかしいな) 
望遠鏡から目を上げると、Aがメットを被り、こっちを向いて立っているのが見えました。 
が、そのすぐ後ろの木立の隙間に人の姿が見えます。 
もう一度望遠鏡を覗いて少し動かしてみました。 


34 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:51:14.88 ID:xtjSaiwL0
女がいました。 

立木に寄りかかるように後ろ向きで立っています。 
白っぽい服を着ていて、黒い髪が肩を覆っていました。 
(こんな雪山に・・・なんで女?) 
俺はゾッとして望遠鏡から目を離しました。 
「おーい!」 
Aが俺の方に声を掛けてきました。 
すると、それが合図だったかのように、女は斜面を下って木立の中に消えてしまいました。 

「なにやってんスかー。はよして下さいよー。」 
Aのその声で、俺はわれに返りました。 

コンパスを読んで野帳に記入した後、俺は小走りでAのそばに行って尋ねました。 
「今、お前の後ろに女立っとったぞ、気ぃついてたか?」 
「またそんなこと言うて、止めてくださいよー。」 
笑いながら、そんなことを言っていたAも、俺が真剣だとわかると 
「・・・マジっすか?イヤ、全然わかりませんでしたわ。」 
と、表情が強ばりました。 


35 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:51:43.47 ID:xtjSaiwL0
Aと俺は、あらためて木立の方を探りましたが、木と雪が見えるばかりで女の姿はありません。 
「登山してるヤツとちゃうんですか?」 
「いや、そんな風には見えんかった・・」 
そこで俺は気付きました。 
あの女は、この雪山で一人で荷物も持たず、おまけに半袖の服を着ていたんです。 
「それ、ほんまにヤバイじゃないっスか。気狂い女とか・・・」 
Aはかなり怯えてました。 
俺もビビってしまい、居ても立ってもいられない心持ちでした。 

そんなことをしているうちに、周囲はだんだん暗くなって、とうとう雪が降ってきました。 
「はよ終わらして山下ろ。こらヤバイわ。」 
俺たちは慌てて測量作業を再開しました。 

天候はドンドン悪化して、吹雪のようになってきました。 
ポールを持って立っているAの姿も見にくいし 
アッという間に降り積もる雪で、小径もわかりづらくなってきました。 
携帯も圏外になっていました。 
俺は焦ってきて、一刻も早く山を下りたい一心でコンパスを据え付けました。 
レベルもろくに取らずに、Aの方に望遠鏡を向けようとしてそっちを見ました。 

すると、さっきの女がAのすぐ後ろに立っていました。 


36 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:52:20.27 ID:xtjSaiwL0
今度は前を向いているようですが、吹雪のせいで良く見えません。 
Aは気付いていないのかじっと立っていました。 
「おーい!」 
俺が声をかけてもAは動こうとしません。 
すると、女のほうが動くのが見えました。 
慌てて望遠鏡をそっちに向けてビビリながら覗くと 
女は目を閉じてAの後ろ髪を掴み、後ろから耳元に口を寄せていました。 
何事か囁いているような感じです。 
Aは逃げようともしないで、じっと俯いていました。 
女は、そんなAに囁き続けています。 

俺は恐ろしくなって、ガクガク震えながらその場に立ち尽くしていました。 
やがて、女はAの側を離れ、雪の斜面を下り始めました。 
すると、Aもその後を追うように立木の中へ入って行きます。 

「おーい!A!何してるんや!戻れー!はよ戻ってこい!」 
しかし、Aはそんな俺の声を無視して、吹雪の中、女の後を追いかけて行きました。 
俺は、測量の道具を放り出して後を追いました。 
Aはヨロヨロと木立の中を進んでいます。 

「ヤバイって!マジで遭難するぞ!」 
このままでは、自分もヤバイ。 
本気でそう思いました。 
逃げ出したいっていう気持ちが爆発しそうでした。 
周囲は吹雪で真っ白です。 


37 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:52:46.19 ID:xtjSaiwL0
それでも、何とかAに近づきました。 

「A!A!しっかりせえ!死んでまうぞ!」 
すると、Aがこっちを振り向きました。 
Aは虚ろな目で、あらぬ方向を見ていました。 
そして、全く意味のわからない言葉で叫びました。 

「*******!***!」 

口が見たこともないくらい思いっきり開いていました。 
ホンキで下あごが胸に付くくらい。 
舌が垂れ下がり、口の端が裂けて血が出ていました。 
あれは、完全にアゴが外れていたと思います。 
そんな格好で、今度は俺の方に向かってきました。 

「・・・****!***!」 

それが限界でした。 
俺は、Aも測量の道具も、何もかも放り出して、無我夢中で山を下りました。 
車の所まで戻ると、携帯の電波が届く所まで走って、会社と警察に電話しました。 


38 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:53:16.17 ID:xtjSaiwL0
やがて、捜索隊が山に入り、俺は事情聴取されました。 
最初は、あの女のことを、どう説明したらよいのか悩みましたが 
結局見たままのことを話しました。 
警察は淡々と調書を取っていました。 
ただ、Aに女が何かを囁いていた、というところは繰り返し質問されました。 

翌々日、遺体が一つ見つかりました。 
白い夏服に黒髪。 
俺が見た、あの女の特徴に一致していました。 

俺は警察に呼ばれて、あの時の状況についてまた説明させられました。 
その時に、警察の人から、その遺体についていろいろと聞かされました。 
女の身元はすぐにわかったそうです。 
去年の夏に、何十キロも離れた町で行方不明になっていた女の人でした。 
ただ、なぜあんな山の中に居たのかはわからない、と言うことでした。 
俺は、あの時のことはもう忘れたい、と思っていたので 
そんなことはどうでもエエ、と思って聞いていました。 

けれど、一つ気になることがありました。 
女の遺体を調べたところ、両眼に酷い損傷があったそうです。 
俺は、Aのヤツそんなことをしたのか、と思いましたが 
どうも違ったみたいで、その傷は随分古いものだったようです。 
「目はぜんぜん見えんかったはずや。」 
警察の人はそう言いました。 


39 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:53:47.39 ID:xtjSaiwL0
結局、Aの行方は、今でもわかっていません。 
残された家族のことを考えると、Aには生きていて欲しい、とは思いますが、 
あの時のことを思い出すと、正直なところ、もう俺はAに会いたくありません。 

ただ、何となく嫌な予感がするので、先週、髪を切って坊主にしました。 

終わりです。 









追記
Aは春先に山で発見されました。下着姿で凍死。やはり目に怪我をしていたそうです。
眼窩に木片が残っており、どうやら木の枝などで目を潰したらしい。
もう一つ、Aの失踪後に本社の事務員が一人行方不明になりました。
Aが発見された場所から数キロしか離れていないところに車が乗り捨てあったそうです。
以上の話は実体験ではなく伝聞ですので信頼性は低いのですが。 


40 名前:愛のVIP戦士 [sage] 投稿日:2007/02/20(火) 21:56:59.47 ID:BAcCC6og0
オカルト板に紛れ込んだか…?


41 名前:愛のVIP戦士 [sage] 投稿日:2007/02/20(火) 21:57:57.42 ID:dXJuQ9I40
>>39

最後に「そんな映画が見たい」とかが来ると信じて最後まで読んだのに・・・



42 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 21:59:02.03 ID:xtjSaiwL0
私の母は私を産む前に2回流産しており、3度目(私)も何度か駄目になりかけていたそうです。
妊娠4ヶ月頃の時もやはり体調を崩して流産しかけたらしいのですが、
その時、庭で二人の女の子が遊んでいる声を聞いたそうです。
その当時の我が家の立地条件から、近所の子が庭で遊ぶなんて事は考えられないということで、
看病しに来ていた叔母に見に行ってもらったそうです。
そしたらその女の子達が、「妹が心配なの」とただ言っていたそうです。
叔母が母にこの話をしたとき、「もしや」と思ったそうです。
産めないまま水子にしてしまった子達ではないか、と。
その晩、母はこんな夢をみたそうです。
目元がよく似た二人の女の子が光る玉らしきものを抱えていて、
「自分達は生まれてもすぐ死んじゃう運命だったから、次の子に全部任せる事にしたんだけど、
今のままじゃまた生まれてもすぐ死んじゃうからこれを渡したかった」
と言ったそうです。
そして、ぼうっと立ちつくす母に向かってその玉を渡したそうです。

その数ヶ月後に、母は未熟児でしたが無事女児を産みました。これが私なんですが。
乳幼児の頃はかなり病弱だったそうなのですが、2歳の時に病院でずっと、
「お姉ちゃんがいる」と言っていたそうです。(記憶はありませんが)
今19歳ですが、無事健康優良児で生きています。



43 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:04:00.40 ID:xtjSaiwL0
私には年の離れた兄がおります。
兄が大学の2年生。私が中学1年の時の体験です。
夏。兄が大学の友人と遊園地のプールへ出かけました。男女合わせて8人。
夕刻、兄から電話が入り「大変な事があったから今日は遅くなるから。」との事でした。
兄が自宅に戻ったのは12時を回った頃でした。
兄の顔はたった1日で非常にやつれた様に見えました。
母が起き出して事情を問うと・・・・・。
内容はこうです。

プールの閉園時間間際、さぁ帰ろうかという頃に、1人の友人がいない事に気がついた。
自宅に電話したが帰っていないとの返答。
まさかと思いプールの監視員に水さらいをしてもらったが発見できず。
他7人で彼の自宅を尋ねたのが夜の9時。
彼はまだ家にも戻ってはいなかった・・・・・。
警察に捜索願をし、見つからぬままとりあえず戻ってきた。
との事だった。
しかし兄はなんとなく妙なものを感じている顔つきだった。
それが気になり私は兄の部屋へと向かった。
兄も私に負けず劣らず霊感が強いのだ。
どうしたのかと再度尋ねると、
「どーも人間の仕業じゃないように感じる。おまえはどう思う?」
と・・・・・。そうなのだ。私も話を聞いてるときになにやら人間のものではない禍禍しい意思のようなものを感じたのだ。

翌日、兄は朝一番で彼の自宅へ電話をかけた。
答えはNO・・・・・。そうして彼が帰らぬまま1週間が過ぎた。


44 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:04:27.92 ID:xtjSaiwL0
兄は彼の両親に自分が感じたなにやら不思議な思いを告げに行く事を決意した。
私にもついて来いと言うので朝から2人で彼の自宅へと向かった。
自宅にあげて頂き、兄は彼の母親にその事を伝えた。
次の瞬間、彼の母親は嗚咽にも似た声で叫び、床に倒れこんだ。
ふと真剣な顔になった彼の母親はとりつかれたように部屋から出ていった。
戻ってきた母親の手には1枚の写真が握られていた。
それを私と兄に見るようすすめた。
その写真を見た時のなんとも言えない感じは今でも忘れない。
いや、一生忘れられないだろう。
引き伸ばされたそのスナップはどこかの雑誌社の人間が撮ったものらしい。
なんでも夏のプールの様子を取材した時のもので。
偶然にもその日は兄が友人たちとプールに行った日であり、
言わずと知れていると思うが、撮影現場は兄たちが行ったプールだったのだ。
そのプールには3段階に高さがわかれている高い飛び込み台があった。
写真は、その飛び込み台の一番上から『消えた友人』が飛び込む瞬間のものだった。
捜索願を出していた為、彼の写真は警察により保管され聞き込み等に使われていた。
それを雑誌社の人が見せられ、問題の写真に写っているのは彼だと気がつき、
ご両親の元へ持ってきてくれたのだそうだ。
ただ・・・・・。
写っているのは彼だけではない。
彼が飛び込んでいる体のその後ろに・・・・・。
彼の体を抱きかかえる白髪の老婆が写真一面に写っていたのだ!!

彼が発見されたという話は10年以上たった今も聞かされてはいない・・・・・・。 



45 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:06:33.85 ID:xtjSaiwL0
このお話は私が高校の時にある友人から聞いたお話です 
以下の文章はその体験談をもとに記されています。 

ある、学校の朝の出来事です・・ 
その学校にはO君という人がいました。 
O君は眠い目をこすりながら一時間目の授業を終え 
いつもなら後ろの席にいる友人のH君と 
おしゃべりをしているのですが 
今日に限って友人のH君は遅刻なのか休みなのか 
どちみち学校に来ていませんでした。 
休み時間中なのでO君が机でうたた寝をしようとすると・・ 
「タッタッタッタッタッ」 
と廊下を走る音が聞えてきました。 
「ガラッ!」 
H君が遅刻して現われました。 
O>「どうしたの?今日は遅いじゃん」 
とO君がいいました。 
それに対してHは 
H>「ちょっと今日、見て欲しいものがあるんだけど!」 
「授業終わったらうち来ない?」 
と何やらHは興奮しているような口調で言いました。 
O>「あぁ、いいけど、終わったらな。」 
そういって、その日の授業が終わりました。 
O君は帰りにHの家に寄りました。 


46 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:06:59.96 ID:xtjSaiwL0
O>「なんだよ、さっき言ってた見て欲しいものって?」 
H>「そうそう、ちょっと変なビデオなんだけど・・」 
O>「ビデオ?」 
H>「あぁ・・なんかこれ・・ちょっと怖いんだよな・・」 
そう言いながらHは自分の部屋にあるビデオデッキに 
何やら怪しげなビデオテープを差し込みました。 
が、突然停止を押してこう言うのです。 
H>「あ、そうそう、見る前に言っておきたいんだけど」 
「このビデオに出てくる女の首から上を良く見て覚えて欲しいんだ」 
と、なんか妙な事を言い出したのです。 
O>「あ・・あぁ、いいけど・・なんで?」 
Hはその言葉をかき消すかの様にいいます。 
H>「あのな、このビデオテープなんだけど、 
俺が文化祭の時に撮った奴なんだ」 
「だけど、全く別のものが映ってるんだ・・・」 
「それでビデオに変な女しか映ってないんだよ・・まぁ、いいから見て!」 
そう言ってHはリモコンでビデオの「再生ボタン」を押しました。 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 


47 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:07:15.21 ID:XIlMJoq2O
エリコというイタリアの数学者が、0と1が等しいという証明をしたという。
彼は友人の前でさらさらと証明を書いて、自慢げにそれを説明した。
説明が終わり、友人がさっぱり分からず紙から目を上げると、エリコの姿は消えていた。
再び紙に目を下ろすと、今しがた書いた式も消えていた。


48 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:07:22.05 ID:xtjSaiwL0
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
暫く音も画像も何もない画面が流れました。 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
・・・・・・・・・・ 
また暫く見ていると・・ 
パッと画面が現われて 
仏壇らしき物の前に一人の女性がこちらに背を向けて正座しているのです。 
O君が恐る恐るHに聞きます。 
O>「な、何これ・・」 
そう言ってる間に正座してる女の画面が消えてしまいました。 
H>「な、何か変だろ、これで終わりなんだよ。」 
「この後にも俺が撮ったはずの文化祭の映像も何故か入ってないんだ。」 
彼らのいるHの部屋に妙な空気が漂い、暫く沈黙が続きます。 
そんな沈黙を打ち破るかのようにHが突然言いました。 
H>「で、どうだった?首から上・・」 
またHが妙な事を言い出します。 
O>「え・・?首から上?」 
「いや、あれだろ、女が後ろ向いて座ってるだけだろ?」 
そう言ったとたん、Hの顔がみるみる青ざめていきました。 
そしてHが叫ぶようにO君に言いました。 
H>「嘘だろ!少し横向いてなかったか!?」 
「なぁ!ちゃんと首から上見てたのか?」 
O君が戸惑いながら返します。 
O>「い、いや、ちゃんと見てたって。」 


49 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:07:48.85 ID:xtjSaiwL0
「しっかり向こう向いてたじゃないか」 
と、妙な話ですが 
同じ時間に同じ場所で見てたビデオなのに 
O君とHとでは見え方が違っていた様なのです。 
Hに言わせると 
「座っている女の首が若干右に向いている」 
のだそうです・・・ 
しかしO君から言わせると 
「しっかりと首から上も向こうを向いていた・・・」 
私はちょっと気味が悪くなって、Hの家を出ました。 
次の日、学校は2連休の休みに入りました。 
ある時O君が自分の部屋で寛いでいると 
O君の携帯電話が鳴りました。 
その電話はHからでした・・・ 
O>「ハイ、もしもし」 
H>「あ、O?ちょ、ちょっとあのビデオの事なんだけど」 
「あのビデオやっぱりなんか変だよ!」 
「俺どうしよう・・」 
とHは何やら脅えてるようでした。 
O>「え?どうしたの?また何かあったの?」 
そうO君が聞き返すと・・ 
Hが・・ 
H>「あの女の首・・・だんだんこっち向いて来てる・・」 
O君はそれを聞いて流石にゾッとしました。 
O>「本当かよ・・も、もうそのビデオ見ないほうがいいんじゃないか?じゃ、またな。」 
そう言ってO君は電話を切ってしまいました。 


50 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:08:16.27 ID:xtjSaiwL0
休みも明けて学校が始まった次の週・・・ 
O君が教室に行くとO君より先にHが教室で座っていました。 
O君はこの前言っていた「ビデオ」の件をHに聞きました。 
すると、あのビデオは 
「最初は後ろを向いて座っている女が一日見る度に 
首から上だけ徐々にこちらを向いてくる」のだそうです。 


翌週Hが死にました。 
家の階段から落ちて首の骨を折ったそうです。 

「首の骨・・・・」 
「首・・・・?」 

Hの死とあのビデオと 
Oは何か関係があるのかと追求を試みましたが 
どういう訳か、Hの部屋からは 
「仏壇の前に座ってる女のビデオテープ」 
などどこにもなかったのです。 
家族にビデオを探してもらったそうなのですが、やはり駄目でした・・ 
今もそのビデオテープは何処かにあるのでしょうか・・ 
貴方もお持ちのビデオテープに突然変なものが映ったらお気を付け下さい・・ 
次の犠牲者は貴方かもしれません・・ 



52 名前:愛のVIP戦士 [sage] 投稿日:2007/02/20(火) 22:10:40.54 ID:dXJuQ9I40
>>50
やばい


53 名前:愛のVIP戦士 [] 投稿日:2007/02/20(火) 22:13:16.73 ID:u86iSItxO
>>50
実はAVって言う落ちを予想してた
だってHだし



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