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新ジャンル:FPSのBOT
64 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:25:04.82 ID:FQ+XRXnBO
>>1 頑張れ

ところでFPSってなんだ?


66 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:35:24.94 ID:gxOObY0VO
>>64
洋ゲによくある一人称シューティングだ
保守


69 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:51:54.97 ID:f+5S+QDT0
(´・ω・`)「自律戦闘型の統合システム、ね。アメリカ産かな」
( ^ω^)「分からないお。残りは3基らしいお」

僕は例のごとくSyobonに全てを話していた。
彼は頼りになる。声は幼いが、色々な事に造詣が深い。

(´・ω・`)「……でもさ」
( ^ω^)「?」
(´・ω・`)「もしそれが本当だとして、そのAIは明らかに不利だよね」

モニターの前で僕は首をかしげる。

(´・ω・`)「偵察に特化したAIだとしたら、この間のウォーカーに勝つのも難しい」

猿でも分かる理屈だった。
元々仕様外の兵器に搭乗していたあのツンツンした奴に、もし最初から彼女が一人で遭遇していたら。
彼女が兵器を動かせるのかどうかは分からない。
けど、そうでなければ、圧倒的に不利な戦闘を強いられる事になるだろう。


70 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:53:27.07 ID:f+5S+QDT0

(´・ω・`)「普通に考えたらこの間の兵器特化のAIが最強なんだけど、多分それもない」
( ^ω^)「何でだお?」
(´・ω・`)「一体のAIで動かせるのが一体のインタフェースだとは限らないって事だよ」

今思えばSyobonは的確な推察をしていたのだと思う。
僕には難しい理屈は分からない。けれど、実際にAIというものの構想の中に、そういう概念はある。

('A`)「無人兵器か。世も末だな」

Dokuoの感想はそれだけで、Syobonもそれ以上は深く追求しなかった。
だってそうだろう?
僕達がどんな創造をしたところでそれは実際に行われていて、口を挟む隙間がないんだ。
何せ僕はただのFPS好きのゲーマーだ。群を抜く技術があるわけでもない。

どのAIが勝とうが関係ないんじゃないか。
そう、思っていた。



71 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:54:47.32 ID:f+5S+QDT0

僕達、Dokuoを分隊長にする分隊は前線でよく動く分隊になった。
何か良く分からない目的意識のようなものが、あの一件から生まれたのだと思う。

世間でのAI達の話題は次第に収束していった。
それもそうだ。単純に12分の3になったのだから。
だから余計な事は考えずにスナイプ出来た。

そんな頃だ。
チケット数で圧倒的に勝っていた自軍が、いきなり逆転されるという異様な戦闘に遭遇したのは。

(;'A`)「おい、さっきまでとは別人ってレベルじゃねーぞ!状況どうなってる!」
指令「分からん!いきなり敵の動きが変わった!拠点を守れ、落とされるぞ!」

確かにたまに、敵に熟練した分隊が結成される事で戦局が変わる事がある。
だけどこれは、そういうレベルではなかった。
レーダーに映る敵が全員、まるでひとつの生き物のように全ての役割を遂行していた。
友軍は次々に撃破され、戦線は乱れ、後退を余儀なくされる。

建物の上からスナイプばかりしていた僕も立ち上がり、スコープ越しに敵兵の波を凝視した。


全員の顔が、なかった。


72 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:55:56.99 ID:f+5S+QDT0
(´・ω・`)「敵チーム全員がおかしな事になってるみたいだ」
(; ^ω^)「これは……」
(´・ω・`)「うん、AIだろうね。恐らく向こうの司令官がAIなんだろう」
('A`)「指揮に特化してるのか?その割には敵兵全員の動きが……」
(´・ω・`)「本体の性能に準じてるのかも知れない」

Syobonは平然と言うが、もしそうなら最強なんてどころの騒ぎじゃない。
全員がAIと同等の軍隊?馬鹿げている。そんなものに勝てる訳がない。

(´・ω・`)「彼女が来ても確実に負けるね」

言うな。分かってるんだ、そんな事は。
SyobonもDokuoも僕を見ている。
彼女は来るだろう。つくづく縁があると思う。でも、だからって。



1.AIと戦う。

2.接続を切断する。


73 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:56:51.30 ID:f+5S+QDT0
保守サンスク


74 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:57:45.62 ID:C1ad5rVlO
1


75 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 22:59:22.23 ID:m83drryN0


76 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:00:42.53 ID:ZicKk3z00
1


77 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/02(土) 23:00:53.84 ID:fUy4T5ID0
新ジャンルじゃなくてブーン系小説じゃね?


78 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:02:30.85 ID:eOcLZMbrO
男として1


79 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:02:59.65 ID:f+5S+QDT0
1把握。

>>77
俺もそう思った。反省している。


80 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:03:44.55 ID:7iiaI7p80


87 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:33:22.14 ID:2VETu/wvO
(リ_゚ -゚ノリはNULLなの?BOTなの?


89 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:34:50.60 ID:f+5S+QDT0
>>87
NULLという名前のBOT


92 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:47:32.36 ID:f+5S+QDT0

敵の分隊が味方の分隊を抜けて拠点に取り付く。
無理に特攻しているとしか思えない。あれじゃ良い的だ、と狙撃しようとした僕より早く、彼らは手榴弾を取り出す。
そのままピンを抜いた。

(´・ω・`)「これはひどい」
('A`)「!…全員下がれ!」

敵兵が爆発する。
万歳アタックだ。巻き込まれた味方が吹き飛び、悲鳴が飛び交う。
そう、そうだ。僕の中に芽生えていた違和感が発露した。
あんなものを実用化なんかさせちゃいけないんだ。
ゲームなら、まだいい。けど実際の戦争であんなものが戦うなんて想像すると、何かが違うような気がするのだ。

( ^ω^)「戦うお」
('A`)「奇遇だな。俺もそう思ってた所だ」
(´・ω・`)「癇に障るだろ……常識的に考えて」

まともに戦っていたら勝ち目がない。
Dokuoが一気に敵陣に回り込む裏鳥の作戦を提案し、僕らはそれに従ってFAVに乗り込む。

('A`)「ファッキン!」

Dokuoの運転するFAVはでたらめな加速をしながら敵兵を轢き殺しまくった。
地雷は避け、突き進む腕前はさすがにベテランと言わざるを得ない。
けれど、長くは持たなかった。
轢き殺した敵兵が残した最後っ屁……動体に反応する爆雷に接触し、FAVが火達磨になる。



93 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:48:36.19 ID:f+5S+QDT0

(;'A`)「降りろ!」

Dokuoを残して僕らはFAVから飛び降りる。
次いで、FAVが爆散した。間一髪でDokuoも脱出してはいたが、かなり離れた位置に分断されてしまう。

(;'A`)「行け、ここは俺が食い止める!」

敵兵が殺到して来る前に、物陰に伏せるDokuo。実に感動的な台詞だった。
でも死んでも別にAIとは違って僕らにペナルティはない。

(´・ω・`)「何という死亡フラグ」
( ^ω^)「せいぜいキルを稼ぐお」

などと投げやりに言い放ち部隊長がSyobonに変わる。
Dokuoの怨嗟を聞きながら、僕達は敵の司令官が潜む拠点を目指した。



94 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:49:27.30 ID:f+5S+QDT0
顔のない敵兵を何人か薙ぎ倒し、Syobonが拠点にソナーを貼り付ける。
仕様上、光学迷彩を使っていようがこのソナーでレーダーに映るのは避けられない筈だ。
そして、そいつは給水塔の上に立っていた。

( ´ー`)『抜けて来たか……やれやれだぜ』

ガシャリ、と散弾銃にショットシェルを装填しながらそいつはぼやく。
AIは皆女性のようなキャラの姿を取っていると思っていたが違ったようで、そいつは全身タイツのような別の意味で曖昧な姿をしていた。

( ^ω^)「お前をキルすれば終わりだお!」
( ´ー`)『馬鹿か。人間より弱いAIが何処にいるよ」

AIが動く。
Syobonが軽機関銃をぶっ放すが、当たらない。以前見た「彼女」の動きと同じく、射線を完全にズラされている。
そのままショットガンを撃つAI。

(´・ω・`)「逆だよ。COMに負けるようじゃFPSプレイヤーは名乗れない」

後退しながらSyobonは尚も射撃を続ける。
ふと、そこでAIの射撃能力がそんなに高くない事に気付いた。

( ^ω^)(他の敵兵を操作してる分本体が鈍い?)

それでもSyobonはAIに致命的なダメージを与える事が出来ない。
僕もライフルで狙いを付けてみるも、AIは全く足を止めないので狙撃のしようがない。
やはり人間では勝てないのかも知れない。
けど、可能性が出てきた。


95 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:51:23.62 ID:f+5S+QDT0
( ´ー`)『俺はこうやって時間を稼いで居ればいい。そら、俺の駒が戻ってくるぜ』

足止めをしていたDokuoがキルされたという表示が流れる。

( ^ω^)「ふぁck!」
(´・ω・`)「いや、大丈夫。僕達の勝ちだ」

<NULL が部隊に参加しました>
Syobonが機関銃を下げる。AIがそこで初めて足を止め----空を見る。

(´・ω・`)「君はFPSのルールの把握が浅いよ。隊長の傍には沸けるんだ。隊員ならね」
( ´ー`)『な……何だと!?』
(´・ω・`)「遊び過ぎたんだ。僕をさっさとキルしなかった君の負けだ」

そう。僕達はAIの元に到達した時点で役割を果たしていたのだ。
後は「彼女」が来るまで粘れば良い
激昂(AIでも感情があるのだろうか)したAIがSyobonをショットガンで吹き飛ばす。しかし、もう遅い。
「彼女」を乗せた降下ポッドが僕の前に落着し、白煙を撒き散らす。

( ´ー`)『NULL!貴様ッ!』
(リ_゚ -゚ノリ『まあ正確な状況は分からんが、死んでおけ』

ばごん、と重厚なマズルフラッシュと銃声が響く。
彼女の射撃能力なら、AIの動きも補足できる。何せ偵察兵に特化しているらしいのだから。
AIが吹き飛び、消え失せる。
対物ライフルの銃口から硝煙を立ち上らせながら、彼女は僕を振り返った。

(リ_゚ -゚ノリ『機械の予測など当てにならんか……また会ったな』


96 名前: [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:52:57.83 ID:f+5S+QDT0
むしろ俺がタイムオーバーになってしまった。すまない。
保守してくれた皆に感謝。


97 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:53:16.70 ID:Hf+xyY+40
ttp://www.youtube.com/watch?v=8xF_3t43LWk

読んでて これを思い出した・・・


99 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/02(土) 23:59:27.11 ID:dbLhagfD0
あんまり用語はわからないけど雰囲気は伝わったよ
おつかれ


101 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/03(日) 00:07:58.30 ID:rWOR/1hw0
面白すぎるだろ…常識的に考えて
続きは!?


103 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/03(日) 00:13:48.71 ID:9P5kNfBm0
>>101
なら全力で保守するしかないだろ…常識的に考えて…


127 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/03(日) 01:12:07.04 ID:4c1mgioK0
FSPやりたくなっちまったじゃないか。
SF厨だけど。


128 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/03(日) 01:14:30.40 ID:rWOR/1hw0
俺なんかFPSやったことないんだぜ?


129 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/03(日) 01:21:18.61 ID:IA/IwIz70
WarRock BF2 CS MOH COD おもしろいよ


130 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/03(日) 01:21:39.32 ID:+EBi162MO
ハンゲのSFが入門。PCのスペックが高いならCS1.6やっとけ。
パソのスペックが糞ならゲーセンのCSNEOがお勧め。


131 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/03(日) 01:23:39.92 ID:IA/IwIz70
みんなでわいわいバカプレイならBF2じゃね?


132 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/03(日) 01:29:12.10 ID:rWOR/1hw0
BFは有名だよな
他と何が違うのか分からんが


135 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/03(日) 01:38:50.47 ID:IA/IwIz70
>>132
BF2はVIPな感じ
COD MOHは情勢板って感じ


136 名前:VIPがお送りします。 [] 投稿日:2007/06/03(日) 01:42:41.79 ID:rWOR/1hw0
ならBF2しかねえな!



137 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/03(日) 01:48:03.12 ID:IA/IwIz70
ムァシンプゥァワァー←(若本風に)が足りなくてBFできない


139 名前:VIPがお送りします。 [sage] 投稿日:2007/06/03(日) 01:53:05.96 ID:IA/IwIz70
公式の動作環境じゃまともにあそべねーんだよなー



190 名前: [] 投稿日:2007/06/03(日) 06:01:43.70 ID:RVRbdAeL0
残っててワロチ


192 名前: [] 投稿日:2007/06/03(日) 06:04:55.07 ID:RVRbdAeL0

( ^ω^)「助かったお。もう少し遅かったら負けてたお」
(リ_゚ -゚ノリ『助けたつもりはない。偶然、利害が一致した』
( ^ω^)「それでもあんなのが勝ち残るよりはいいお」
(リ_゚ -゚ノリ『そうか』

やっぱり会話になっていない気がする。けど、僕はもう、不思議と彼女に悪い印象を持っていない。
他のAIは彼女よりよっぽど人間味があるように見えるけど、どうもしっくり来ない。
表面的な事じゃないのかもしれない。よく分からない。

(リ_゚ -゚ノリ『助けられたのはこちらなのか』
( ^ω^)「借りを返しただけだお」
(リ_゚ -゚ノリ『君にメリットがない』
( ^ω^)「……お前は消えたいのかお」
(リ_゚ -゚ノリ『自身が他のAIより優れているなら、正確な評価の為にも自身の存続を希望する』
( ^ω^)「そういう意味じゃないお!」
(リ_゚ -゚ノリ『?』

駄目だコイツ。やっぱり機械じゃねえか。
大体僕は奴に何を期待しているのか。


193 名前: [] 投稿日:2007/06/03(日) 06:05:46.18 ID:RVRbdAeL0

( ^ω^)「お前は残りたくないのかお!」
(リ_゚ -゚ノリ『残りは2/12、機能的に私より遥かに高水準のAIだ。負けるならば残るべきは私ではない』

そう、なのだろうか。
何となく嫌だ。それは。
たとえば、スコアを上げる事に優れていても、一緒にプレイして楽しいとは限らないような、そんな感覚。
上手く表現できないけれど、そういうのはやっぱ違う。だったら。

( ^ω^)「僕が一緒に戦うお!」
(リ_゚ -゚ノリ『君にメリットはないと言った』
( ^ω^)「知るか!」
(リ_゚ -゚ノリ『理不尽だ』
( ^ω^)「うるせー」

僕はもう決めてしまっていた。
他のAIがどんなものかは分からなかったけど、彼女を勝たせたいと思った。

(リ_゚ -゚ノリ『君の戦闘能力は高くない。組む理由がない』
( ^ω^)「……」

ちょっとムカつくけれど。



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