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男「幼馴染が心を許してる距離から腹パンしてくるんだ」
1 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/15(水) 23:29:36.63 ID:rTAfsl8h0
朝 登校時 8時10分


男「おはよう」

幼「……」スタスタ

男「おーい。どうした? 朝からどっか悪いのか?」アレ?

幼「……」スタスタ

男「こっちは数学だけ宿題終わらなくてさ、どこかで片付けないと」

幼「……あ、あのさ」テヲニギル

男「ん? 俺の手がどうかしたか?」

幼「もうちょっと上」モチアゲ

男「まるで共同選手宣誓みたいな格好だが」

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2 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/15(水) 23:32:13.58 ID:rTAfsl8h0
幼「そうだね」ドズッ!

男「がっ……は」メリコミ

幼「……」

男「……っ? ぐ!? えぼっ? げほっ」ウズクマル

幼「宿題。分からなかったら後で聞いて」スタスタ

男「おっ……おい」


(なん? 何? 痛い。主にみぞおちが痛い。すげえ痛いけどそれ以上に訳が分からない)


3 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/15(水) 23:42:12.16 ID:rTAfsl8h0
ネタかぶりがありましたらご容赦を…
正直、腹パンSSは星の数あれど腹パンされSSは無い。
そう思っていた時期が私にもありました。

必ず完結はさせますが、不慣れゆえ筆が遅いと思います。


5 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/15(水) 23:53:33.30 ID:rTAfsl8h0
教室 数学の授業 2分前


男「……」ウーン


(宿題が全然手につかない)


男「……」チラッ


(あいつはいつもと変わんない感じで、友達と話してる)


男「俺の腹、パンチしといて」


(でもおはようって言ったとき、悩んでるというか、真剣に何かを考えてる……
そんな感じだった。思考を遮られてつい手が出た? いやいやあいつの性格上ありえん)


男「それとも俺があいつに何かをしたか。そうでなきゃ、俺の腹ぁ……」

友「お前の腹がどうしたって?」

男「あ、友」

友「腹痛いなら手洗い行って来いよ。もう授業始まるぞ」トケイ ミロ

男「いや違う」

友「だろうな。今朝のことだろ?」

男「……」ミテマシタ?



6 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/15(水) 23:58:24.46 ID:rTAfsl8h0
友「口以外のケンカなんて初めてじゃないか。俺も驚いたよ。で、何しでかした」

男「分からない__茶化さず真剣に聞けよ? 考えてみたんだけど、思いつかない」


(友の邪推するようなことをした記憶は無いし、本当にさっぱりだ)


友「思いつかないだけで、原因はあるだろ……お前が悪いにゲーセン代賭けてもいいぜ」
男「やっぱりそう思うか?」

友「さすがに意味もなく腹を打つわけないだろ」
男「そりゃそうだ」

友「どうせ余計なこと考えてたな? 本人と話して見るのが一番だし速いぞ」
男「……友」

友「ああ?」キーンコーンカーンコーン♪

男「ありがとう。そうしてみるよ。でも先に宿題をだな」

友「がんばりな。……宿題じゃない方を」


(幸運というものが自分にはある。本当にいい奴ばかりと知り合えていく幸運が。
バカみたいに毎日が楽しい。だから、ちゃんと向き合って解決しないと)


男「問いの3。パンチ(腹)=非分散の痛みとなるとき、
パンチ(x)は(x−腹)の因数……ダメだ、解けん」

友「なにやってんだお前は」


7 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/16(木) 21:41:17.16 ID:A/pYM/iS0
廊下の階段近く 昼食時間 5分経過


幼「お弁当、友くんと買いに行かなくっていいの?」

男「今日はいいんだ」


(購買には友に頼んで行ってもらってる。貸しは増えたが、あとでいくらでも返す)


幼「……?」

男「お前に__」


(お前になにか悪いことをしたのか? って聞いて、
それがどんな理由でもあったなら謝って許してもらう……と今の今まで考えていた。しかし)


幼「……」キラキラ ワクワク


(なんだその、期待がにじみ出た顔はー!?
 思い過ごしか? 思い過ごしなのか!? 全っ然敵意や不信、マイナスの気配が無いぞ)


男「ええと……なんというか」シドロモドロ

幼「あの。もし、よかったらなんだけど!」

男「ん?」

幼「お、お弁当一緒に食べない? 友くん達と一緒じゃないみたいだし……
私のお弁当、今日はちょっと多く作っちゃって、その……あ、余っちゃうかもだし」

男「……」キョトン


8 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/16(木) 21:45:07.08 ID:A/pYM/iS0
(表情には出てないと思いたいが、自分は非常に混乱してます。
どういうことなんだこれは。何だったんだ今朝の腹パンはっ!)


幼「ど、どうかな」ウワメヅカイ

男「ああ、いいよ」

(大混乱しているが、断ることは思いつかなかった。こいつがそれを望んでいるなら、
それでいいじゃないか。友には貸しがまた増える。疑問も消えたわけじゃない。でも__)


幼「ほんと!? やった!」

男「……その笑顔はずるいなあ」ボソボソ

幼「なあに? わたしの文句? もしかして……ご、強引すぎたかな?」

男「違うよ。ほら、今から用意とかしないと」

幼「うん! じゃあさっそく」ドズッ!

男「がっ……はっ?」ホボ リバーブロゥ

幼「……」
幼「五分後に屋上ね!」ニパー

男「ご、ごふぅン!? ぐっ、うぅ……」ヒザカラ クズレオチル


9 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/16(木) 21:47:56.14 ID:A/pYM/iS0
友「(゚д゚ )」ヤキソバパンガー…

男「」

友「( ゚д゚ )」ウリキレダッタゾ

男「」ソウカ…

友「(゚д゚ )」ダイジョブカ? アト コロッケパンデイイ?

男「」イヤ…




(屋上へ行って、一緒にお弁当は食べた。食べたけど、
ずっと下腹部周りに防御意識を向けてて味はよく分からなかった)


10 名前:SS速報VIPがお送りします [sage] 投稿日:2017/02/16(木) 22:47:10.79 ID:PZuM+8Oa0
なんだこれ



なんだこれ


11 名前:SS速報VIPがお送りします [sage] 投稿日:2017/02/17(金) 00:43:35.23 ID:TZJixbBZ0
ちょっと、いや、結構面白くて好き


12 名前:SS速報VIPがお送りします [sage] 投稿日:2017/02/17(金) 03:02:57.28 ID:LCVEk3KIo
こんなんキレるわ


13 名前:SS速報VIPがお送りします [sage] 投稿日:2017/02/17(金) 12:58:24.41 ID:1VNiNN8s0
腹パンなんて、いきなりされたら上司でも殴り返すわ


14 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/17(金) 21:00:18.47 ID:emQtUz7H0
教室 放課後 4時5分


友「先週は変わったこと無かったけどな。土曜にみんなでお前んちに遊びに行ったくらいか」

男「その時も特には思い当ることがない。
ちょっと部屋が狭くてうるさく感じたかもしれないが、楽しそうにしてた、と思う」

友「……」ウーン

男「……」ナニゲナク オナカヲサワル

友「すまん。思った以上に事態は深刻みたいだ」


(俺も驚いている。友に包み隠さず伝えてはみたものの、
お互いにうなってばかりで解決の糸口も見えてこない)


友「お前のやらかしや、向こうが怒ってるわけじゃないんだよなあ」

男「ああ」


(お弁当を一緒に食べてるときは、正直自分の腹以外のことを気にかけられなかったが
いくつか思い当たることはある)


男「あいつは何かを考えてて……何かに期待しているような、ずっと待っているような……
それが腹部への攻撃に繋がっている。そんな風に感じた」

友「腹にパンチ! じゃなけりゃあ簡単に説明付くんだが」

男「そうなのか?」

友「『手段(腹パン)』はともかく『目的』はな……
お前らの関係はよーく分かってるつもりなんだが、今回はお手上げだよ」


15 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/17(金) 21:03:33.29 ID:emQtUz7H0
男「……」ウーム

友「俺が聞きに行くのも一つの方法で手っ取り早い。でも、それはイヤだろ?」

男「ああ」


(普通ならお互いに伝え合えばいい。いつもそうしてきた。……今回は違う。
もし、腹パンが声に出せない何かを伝えようとしている手段だったとしたら、
 俺はあいつを理解できなかった間抜けってことになる。それだけは絶対に嫌だ)


友「……なら、お前が何とかしろ。
部活終わったメンバーでダベッたりどっか遊びに行くのは、明日以降だな」

男「……あいつの部活終わりにでも、声をかけてみるよ」


(やる気って奴が満ちてきた。問題は解決する、あいつのことも理解する。
そしてそれ以上に自分の中ではっきりさせておきたい強い気持ちがある)




い か に 幼 馴 染 と い え ど 腹 パ ン さ れ る 謂 れ は な い !


16 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/17(金) 21:05:23.52 ID:emQtUz7H0
感想、ありがとうございます!

次はちょっと長めのシーンを書く予定です。
また、男が腹パンをカードするようになります。

ここらで腹パンはいいかげんにしろってとこを見せてやりたい


17 名前:SS速報VIPがお送りします [sage] 投稿日:2017/02/17(金) 23:15:19.70 ID:COPiKJveo
そうだよなぁ痛いもんな


18 名前:SS速報VIPがお送りします [sage] 投稿日:2017/02/17(金) 23:28:24.77 ID:4E+6aYJuo
腹パンは手加減なしの本気なのかしら


19 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 16:48:40.06 ID:Mcq9FYcJ0
腹パンは幼馴染なりの全力で打っています。決して打ち慣れてはいません。
筋力も体重も足りていませんが、男の肉体と精神の隙をついているので
ダメージが大きいように感じる、というていで書いてます。


20 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 16:50:21.76 ID:Mcq9FYcJ0
夕方 5時20分 アイス屋からの帰り道


幼「んー! おいしー!」アイスヲホオバル

男「……」スタスタ


(学校からアイス屋さん、今に至るまで、とんでもなく上機嫌でテンションも高い。
こいつが悩みや疲れ、トラブルを抱えてるようには到底おもえないんだが)


幼「あれ? お腹いっぱい?」クビヲカシゲル

男「……っ」オ、オナカ!?

幼「そのアイス食べないの? 味は私が決めちゃったけど……ラムレーズン嫌い?」

男「いや、食べてるし嫌いじゃない」ペ、ペロペロ


(二度、打たれて理解したことがある。俺に痛みや苦しみを与える目的で腹を狙ってはいない。
何かを俺だけに分かって欲しい。その為の行動……
だから腹を守ったり、防いだりしてもいいだろ別に耐えきれないダメージじゃ全然ないけどね)


21 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 16:53:14.97 ID:Mcq9FYcJ0

幼「ふーん」オイシソウダナー

男「ただ、機嫌がすごくいいな、と思ってさ」ヤランゾオレノダ

幼「……だって初めてだし」

男「ええっと、何がだ?」


(正直、帰りにアイス屋ってのは俺たちの中では定番の一つだ。周りにアイス好きも多い。
友たち数人で行ったりもするし、こいつの一声で強引に連れていかれることもしょっちゅうだが)


幼「……二人っきりで誘ってくれたの、今日が初めてだもん」ニコッ

男「そう、だな。そうだった」

幼「やっぱりラムレーズンも食べたいなー」ダメ?

男「……おう」ドウゾ


(ようやく見えてきた、かもしれない。今回の背景が。見えているのに見ないふりをして来た原因も。
小さい頃から、ずうっとずっと二人が感じ続けていて、今は無くなりかけているもの)


22 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 16:54:45.65 ID:Mcq9FYcJ0

幼「んー! おいしー♪」ウマウマ

男「感想がさっきと同じだぞ……昔と違って種類が増えたが、一番好きな味は変わらないのか?」

幼「もちろん。私が好きなのは__」

男「……!」ココデオナカヲ ガードダ!

幼「__いちごの味だよ」ニパー

男「やっぱりな」ココデハナカッタカ……


23 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 16:56:51.78 ID:Mcq9FYcJ0

幼「あ、ちょっと動かないで」ハンカチヲトリダシ

男「?」ピタッ フッキン ビキッ!

幼「__口にアイスついてるよ」フキフキ

男「……ん、ふう。ありがとう」チガウノカ


(なんだろう。急に腹筋がビクビクしだした。予感がある……打たれる予感が)


24 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 16:59:18.83 ID:Mcq9FYcJ0

男「ん? そっちの手にも付いてるぞ」エート オレノハンカチカンカチ

幼「わ、わ、ほんとだ。ありがとう」テバヤク フキフキ

男「……」

幼「ど、どうしたの?」チャントトレタカナ?


(危ない危ない。言ってるそばから、腹も意識も無防備だった。だが、こちらからいつまでも待つ必要はない。
物はやりようだ。攻めの守りだってあるんだぜ)


男「いや……爪とか色とか、きれいな指してるのな」

幼「……っ」カァァ

男「隠すことないだろー」ジロジロジロジロ

幼「や、やめてよ」ブンッ!


(来た来た来たー! これをォォ! 腹筋ンン! 念のため両腕もアンダークロォス!)


25 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 17:00:58.52 ID:Mcq9FYcJ0

男「」ペチッ

男「……え?」ホッペタ?

幼「……え? ご、ごめん痛かった!?」ソノママ ホホヲサスル

男「い、いや大丈夫だ。だって」

幼「__よかった」ドズッ!

男「ほっ……ぺぇ!?」ヘソノウエ ストマックェイク!!

幼「……」
幼「私、夕食の買い物あるから……また明日ね!」タッタッタッ

男「おごっ……、たっ。ぐぅ……」ジョウゲノウチワケ トハ ヤルジャアナイカ……


(攻めるよりも祈る、べきだった。『腹筋よ我を守りたまえ』と……)


26 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/18(土) 17:03:05.44 ID:Mcq9FYcJ0

俺は図々しさを感じさせるくらい、あいつに甘え過ぎていたのかもしれない。
原因が『それ』だとしたら、俺はどうしようもない大間抜け野郎だ。


ガキの頃から、周りの友だちや環境は変わっていってる。
少しずつ大人にもなれて、俺は『それ』が当たり前だと思っていた。
腹パンでもされなけりゃ、気付きもしない自分に心底腹が立つ。




__あいつに『さみしい』なんて、絶対に言わせちゃいけないんだ。






27 名前:SS速報VIPがお送りします [sage] 投稿日:2017/02/18(土) 17:44:18.33 ID:PHE6t482o
ジャンプ挟んどけよ


28 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/20(月) 00:28:55.15 ID:2s4iPu0m0
火曜日 科学実験室へ遅れて移動する前 教室 


男「お前、なんか調子悪くないか?」

幼「……そんなことないよ」

男「熱でもあるのか」テヲ オデコニアテテミル

幼「んっ……ちょっと」ジットシテル


(手で熱を測ろうとはしたものの、あまりにも大ざっぱ過ぎることに今さら気付いた。
38℃とか9℃とかなら、さすがに判断できるかもしれんが)


男「__ぜんっぜん分からん」

幼「それは、他の人より手が冷たいからだよ」クスクス

男「そうなのか?」シラナカッタ

幼「でもひんやりしてて気持ちいい」

男「……」

幼「……」


29 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/20(月) 00:32:00.22 ID:2s4iPu0m0

幼「……本当は、ちょっと頭が痛かったんだ」ナンデワカッタノ?

男「なんとなくな」

幼「よ、よく私のこと、見てくれてるよね」カァァ

男「ん? ちょっとまていま熱が上がったように」

幼「__気のせいだよ」ズドッ!

男「片手ェ!? ぐほぉっ!」イタッテ ゲンキ デスネ!!

幼「……」
幼「科学の授業、忘れ物ない?」

男「は、はく。……白衣ぃ」 カタテジャアガードフカ ダヨタブン


30 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/20(月) 00:37:25.48 ID:2s4iPu0m0
家路へ 夕食買い物手伝い の帰り


男「……ちょっと買い過ぎじゃないか? 誰か来るの?」

幼「ご、ごめん。つい」コンナハズジャ

男「そっちの方も持つよ」

幼「ええっダメだよ。飲み物とかの重たい袋、持ってもらってるし」

男「いいから」カシテ

幼「……ごめん」オネガイシマス


(基本的に家事全般のことは得意なんだが、たまにやらかすよなあ。
でも、普段助けられっぱなしだからこういうところで返せるけど)


幼「あの、ほんとにごめんね」

男「謝ってばかりだな」ハハッ


31 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/20(月) 00:39:09.22 ID:2s4iPu0m0

男「……っ」ハッ!


(俺の両手は買い物袋によって塞がっている。
対してこいつは、ごく軽い日用品の袋のみ……片手はフリー!)


幼「……?」ドウシタノ

男「……」アセアセ


(も、もし今、こいつがその気なら……
ヤバい。なす術がないッ! は、腹パンをかます気なら!)


男「……」ハラハラ

幼「……」ナンカ シズカダナー

男「……」ドキドキ

幼「……」ワクワク


(ふ、腹筋に力を込めているが、げ、限界だぜ。とてもこいつの家までは持たねえ……
やられる! 弛緩した瞬間、腹部を抜かれちまう!)


男「」ハラハラ

幼「」パン カイスギチャッタナー パン

男「っっ」ビクンビクン


32 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/20(月) 00:40:13.43 ID:2s4iPu0m0

幼「ただいまー」ママ、ゲンガンマデキテー

男「あ、やらないんだ」ホッ

幼「……?」ゴハン、タベテク?


33 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/21(火) 21:57:54.49 ID:duSpKQUB0
午前授業だったので 電車に乗って 遊びに行く



ガタタンゴトトン ガタタンゴトトン


男「となり町行くだけだったのに、電車混んでるのな」ヒトガ…

幼「車両点検が長引いたってアナウンスだったね」

男「すぐ着くからまあ、いいけど」

幼「あっ」グラッ

男「おっと。……大丈夫か?」ムニュ

幼「う、うん」


(揺れてバランス崩してたから、とっさに身体を引き寄せたが、
なんか、すごい柔らかいものが、密着して、当たってる)


34 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/21(火) 22:00:46.37 ID:duSpKQUB0

男「」

幼「あ、ありがと」グイグイ

男「」

幼「ん、ふぅ……」グリグリ

男「」ゴフッ


(それと同時に、腹部に違和感が。な、何か突き刺さり続けてる。
 これも……いわゆるひとつの・・・・・・上下の・・・打ち…分け・・・・・・か?)


ツギハー トナリマチー トナリマチ デェス


35 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/21(火) 22:07:34.93 ID:duSpKQUB0
遊び終わり 帰る前にプリクラを撮る


プリクラ『最後の1枚、撮るよぉ♪』

幼「ピースと決めポは撮ったから……あと何しよっか?」

男「任せる」

(写真撮られる瞬間に、腹パンされるんじゃないかって思ったら、腹筋に力が入りっぱなしだ。
衝撃的な腹パンシールなんて欲しくないぞ……まあ、この様子なら心配しなくても良さそうかな?)

幼「うーん、じゃあ思いっきり顔アップで!」グイグイ

男「ちょっ。近い近い」

幼「まだまだ! もっとカメラに寄るのー!」グググイッ

(そうじゃなくて、顔が近くて……ほっぺ当たってるし!)

幼「よーし! ベストアングルっ!」ニコッ!

男「……」ニ、ニコッ フッキン ビキッ!

プリクラ『撮影するよぉ♪ 3…2…1…』パシャッ☆


36 名前: ◆eRpQpXNhnw [saga] 投稿日:2017/02/21(火) 22:09:29.14 ID:duSpKQUB0

男「……ふうっ」ヤラナインダ?

幼「お絵かきターイム♪ スタンプは任せたよー!」イッパイ カクゾー!


(そのプリクラは俺の顔が面白いとかでめちゃくちゃ笑われた。
あいつはお腹が痛くなるほど笑っていたので、まあ……辛うじて引き分け、かな)



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